村越に聞く

企画住宅 きの箱

きの箱って?

「きの箱」は、良い家が、より多くの人の住まいとなることを願い、村越建設が英知を結集して作り上げた規格住宅です。
私たちの家づくり思想はそのままに、「掌の家」のコンセプトをベースとして、よりシンプルに、本当に必要なものだけに絞り込んだ「きの箱」。
そのまま暮らすもよし、家族構成やライフスタイルの変化に合わせてカスタマイズするもよし。すべては住まい手の思うまま。
そんな「きの箱」で、ちょうどいい、心地いい暮らし、始めませんか?

■本物の木の家に暮らそう

村越建設の家は、「自然を大切にする家」「家族が穏やかに暮らせる家」、そして「シンプルな木の家」と評価されています。
ところが、その一方で「木の家だから値段が高い」「ハウスメーカーに比べて割高だ」「『掌の家』はいいけど、予算に合わない」など、主に価格面による諦めの声もいただいていました。当社の家づくりの思想や木の家の素晴らしさを理解していても、資金計画によって断念せざるを得ない現実・・・・・・。それは不幸なことであり、そうした家族の「本物の木の家で暮らしたい」という夢を叶えることこそが、私たちにとっての使命と考えました。

単に価格を下げるだけなら答は簡単、使用する資材や部材に安価な物を選び、安価で請負う施工業者に外注するなど、家の「質」を落とせば実現されます。しかし、家の「質」と生活の「質」は正比例の関係にあります。生活の「質」を落として、果たして幸せと言えるでしょうか。
光や風、季節や自然を感じる家。国産の木にこだわり、本物の木のぬくもりに触れながら、家族らしく、自分らしく暮らせる家。それが「掌の家」であり、当社の家づくりの基本なのです。
価格は抑えながら、家の「質」は落とさず、「掌の家」に近いレベルを維持する。この困難な課題に挑み、検討の上に検討を重ね、そうして辿りついた答、それが「きの箱」なのです。

■規格住宅でありながら自分らしく暮らせる家

家としての「質」を落とさずに価格を下げるためには、規格化による合理化が不可欠となります。確かに外観も内装もすべて規格化すれば価格は抑えられます。しかし、それでは質の高い家とは言えません。
そのため「きの箱」では、外周の壁面で強度を維持し、床を固めることにより、1・2階の内部に柱を一本建てるだけで耐震等級2以上の建物強度を確保し、有効面積の最大化に成功。空間をそのまま大きく使うことも、区切って小さく使うこともできるなど自由度を高め、家族の個性や好みに合わせたカスタマイズも、ライフスタイルや生活環境の変化への対応も実現しています。
価格を抑えながら、自分らしく・家族らしく暮らせる「きの箱」。特に若い世代や飾らないシンプルライフ志向の方におすすめします。

■小さな木の家に、大きく住まう

ここで言う「小さな家」とは物理的なサイズではなく、暮らしにおけるミニマムな必要性を意味しています。即ち、使わない部屋は要らない、居住空間を狭くする廊下は要らない、使わない物を入れる収納は要らないなど、余分な要素を削ぎ落とし、家という空間を合理的・効能的かつシンプルに捉えること、それが「小さな家」の根本的な考え方です。
「小さな家」にすると、建設費は下がり、メンテナンス費・税金・光熱費といったランニングコストも抑えられるといった経済的な効果が得られるほか、敷地にゆとりが生まれます。また、建設費用を抑えた分で薪ストーブを設えたり、ウッドデッキを大きくしたり、お気に入りの家具を揃えたり、暮らしを豊かにすることもできます。

■セミオーダーで暮らしを楽しむ

「きの箱」は規格住宅として開発されました。しかし、当社が手掛ける家づくりの思想や仕様はしっかりと受け継いでいます。
クオリティやデザインテイストを崩さず、標準化できる部分と選択できる部分とを明確化し、敷地や近隣の状況、家族の人数といった諸条件に対応できるよう、下屋(げや)の有無、ウッドデッキの大きさ、窓の種類と大きさを選択できるなど、注文住宅の良さを取り入れたセミオーダー仕様を採用。価格面においても、標準価格を設定しています。
これからの暮らしを想像しながらベースプランを基に各パーツを組み合わせ、カスタマイズ。自分だけの「きの箱」をつくることができます。

「きの箱」のつくり方
step1
敷地を読む
風の通り道や日当たりなどを読み、景観を考え、玄関の位置やアプローチ、駐車スペースを決めます。
step2
ベースプランを選ぶ
合計5プランの中から選びます。
step3
カスタマイズ
下屋(メインの屋根より一段下げた位置に取り付けられた片流屋根、またはその下にある空間)を検討。間取り→窓→間仕切り家具などの順に考えます。
step4
予算の算出
ベースプラン価格にオプションや家づくりにかかる諸費用などをプラス、建設~住み始めまでのトータルコストを算出します。
step5
契約・着工
プランと予算が決定したら、契約を取り交わし、着工となります。
※「きの箱」は規格住宅ですので、着工後の変更はできません。予めご了承ください。
step6
完成・お引っ越し
いよいよ完成! 新しい暮らしの始まりです。
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